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教室案内

教授あいさつ

教授 池田 真理

看護管理学は、看護の力をより効果的に人々に届け、社会に活かす方法を探求する学問であり、看護の視点や価値観を組織活動に活かすことを追究する学問です。人々の健康を実現するためには、ひとりひとりの看護職の力はもちろんのこと、チームとしての看護の力、また人々の暮らしを支援するさまざまな専門職との多職種連携チームとしての協働が不可欠です。さらに、社会という組織におけるこのチームの位置づけや役割を理解しつつ、縦横に連携・協働してよりよい社会をつくることが、すべての人々の「健康」の実現につながります。
看護管理学分野では、看護学を基盤に、組織論、マネジメント論、政策論、心理学や教育学、データサイエンスなどを応用・適用しながら、看護管理の知を探求するために、幅広い研究に取り組んでいます。

 

 

教室の沿革

当研究室の前身は、1954(昭和29)年に東京大学医学部衛生看護学科に開設された基礎看護学講座です。衛生看護学科は当初、基礎医学系2講座と看護系6講座の計8講座で構成されていましたが、1965(昭和40)年、保健学科への学科名称変更に伴い、看護系講座が1講座のみに縮小されました。当研究室は看護学講座と名称変更し、学科における看護学教育のほとんどを担うことになりました。1992(平成4)年4月に学科名称は再度、保健学科から健康科学・看護学科に変更されて、看護系2講座が増設されました。その際に当研究室の講座名称は基礎看護学講座に戻りました。

その後、1996(平成8)年4月の大学院部局化に伴い、基礎看護学講座は看護管理学分野と看護体系・機能学分野という2つの大学院分野となりました。2分野になった後も両分野は一体として運営されています。学部教育については、従来どおり基礎看護学と看護管理学に関する科目を担当しています。

このように60年以上の歴史を持つ当研究室は、日本の看護界の発展を支えたリーダーを数多く輩出してきました。先輩方の情熱を引き継ぎ、教職員一同力を合わせて、看護学の発展や保健医療の現場、社会に貢献していきたいと思います。

 

 

2分野制となって以降の研究室主任

髙橋泰子 1996年4月~2002年3月 看護体系・機能学分野 教授
菅田勝也 1996年4月~2002年7月 看護管理学分野 助教授
2002年8月~2012年3月 看護管理学/看護体系・機能学分野 教授
山本則子 2012年4月~2013年3月 成人看護学分野,看護管理学/看護体系・機能学分野 教授(兼担)
真田弘美 2013年4月~2015年3月 老年看護学分野,看護管理学/看護体系・機能学分野 教授(兼担)
武村雪絵 2015年4月~2015年5月 看護管理学分野 准教授
2015年6月~2022年3月 看護管理学/看護体系・機能学分野 准教授
北村 言 2022年4月~2024年3月 看護体系・機能学分野/看護管理学分野 准教授
池田真理 2024年4月~ 家族看護学分野,看護管理学/看護体系・機能学分野 教授(兼担)

 

 

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